ラムリム・チュンワ−教理と実践の体系
「ラムリム」とは、仏教の膨大な経典や論書の教えを矛盾なく整理・再構成し、教理の体系と実践の指針を提示するものです。中興の祖師アティーシャ以来、チベット仏教の主流をなし、ゲルク派宗祖ツォンカパ大師によって集大成されました。
本コースでは、ツォンカパの『ラムリム・チュンワ(菩提道次第略論)』に基づきながら、その教えを順に解説してゆきます。『ラムリム・チュンワ』は、広範な引用や複雑な論議を省きつつも、「ラムリム」の要点を全て網羅しているので、教材として最も適したものといえるでしょう。
この春からは、無常、帰依、業の因果、出離、四諦の順に学んでゆきます。まだ基礎的な段階ですので、新規開講ではありませんが、今からの御参加でも十分に「ラムリム」のエッセンスを習得できるでしょう。チベット仏教をじっくりと体系的に学びたい方には、お奨めのコースです!
担当 | クンチョック・シタル |
会場 | 東京センター |
受講料 | 36,000円/6箇月 |
日時 | 木曜 午後6時30分〜8時 4月26日開講 6箇月コース(H19.9月末まで) |