ガクリム・チェンモ−究竟次第の解説

『ガクリム・チェンモ(真言道次第広論)』は、チベット仏教史上最も偉大な学僧・聖者として名高いツォンカパ大師が、インド伝来の正統密教の教理・実践体系を再構成したものです。

特に、最高水準の無上瑜伽タントラに関しては、曼荼羅、灌頂、生起次第、究竟次第などの内容を、広大かつ詳細に説き明かしています。それゆえ、チベット密教の全体系を習得するには、まずこの『カ?クリム・チェンモ』を拠りどころとしなければなりません。

この春からは、無上瑜伽タントラの究竟次第の解説に入ります。「究竟次第」とは、チャクラや風を駆使した本尊ヨーガによって光明と幻身を実現し、最も速やかに仏陀の境地へ至るという、密教の究極の奥義です。定期講習会で究竟次第について学べる機会は極めて少ないので、「無上瑜伽タントラの大灌頂を受けて実際に修行する中身を、徹底的に学びたい」と真剣に考えている方には、最大のお奨めコースです!!

* 本コースは、正統な密教に基づく灌頂(許可灌頂を含む)を受けた方のみ受講できます。

『真言道次第広論−生起次第を説示した第十二品』本会オリジナル和訳を、テキストとして使用。

担当 クンチョック・シタル
会場 東京センター
受講料 36,000円/6箇月
日時 火曜 午後6時30分〜8時 4月24日開講 6箇月コース(H19.9月末まで)