上師供養の解説−密教実践入門
チベット密教の心髄を凝縮したパンチェン・ラマ1世の『上師供養(グルプージャ)儀軌』について、ダライ・ラマ8世の恩師であるヨンズィン・イェシェー・ギェルツェンによる注釈をもとに、詳しく解説します。
『上師供養儀軌』は、無上瑜伽タントラに基づいた非常に高度な修法ですが、その中には「七支分」、「ラムリム」、「ロジョン(心の訓練)」などの要素が全て織り込まれており、まさに「総合仏教」という様相を呈したものです。
それゆえ、これをよく学ぶならば、顕教と密教の全てを包括した、無上瑜伽タントラの一大実践体系を習得することができます。特に、無上瑜伽タントラの大灌頂を受けている方ならば、是非とも堪能になっておきたい修法といえるでしょう。
本コースを受法するためには、できるだけ何らかの灌頂を受けていることが望ましいですが、真摯な信心のある方ならば、受講を始める時点では灌頂を受けていなくてもよいことにします。
その場合、なるべく早い機会に、正統な密教に基づく灌頂を受けるように心がけてください。
担当 | ゲシェー・ソナム・ギャルツェン |
会場 | 東京センター |
受講料 | 36,000円/6箇月 |
日時 | 水曜 午後6時30分〜8時 4月25日開講 6箇月コース(H19.9月末まで) |