ラムリム･チュンワ−中観学
「ラムリム」とは、仏教の膨大な経典や論書の教えを矛盾なく整理･再構成し、教理の体系と実践の指針を提示するものです。中興の祖師アティーシャ以来、チベット仏教の主流をなし、ゲルク派宗祖ツォンカパ大師によって集大成されました。本コースでは、ツォンカパの『ラムリム･チュンワ(菩提道次第略論)』に基づきながら、その教えを順に解説してゆきます。
現在は､「観の章」を講読しながら、中観思想を学んでいます。『ラムリム･チュンワ』の観の章は、二諦論を詳しく解説している点に特色があり､『ラムリム･チェンモ（菩提道次第広論)』の単なる要約ではありません。この章だけを独立した論書と見做して学ぶことも、中観学の効果的な勉強法となります。それゆえ、中観思想を学びたい方へ、本コースは特にお奨めです。
参考図書は､『ツォンカパ 中観哲学の研究�機�(文栄堂）など。
| 担当 | クンチョック・シタル |
| 会場 | 東京センター |
| 受講料 | 36,000円／6箇月 |
| 日時 | 木曜 午後６時30分〜８時 10月22日開講 ６箇月コース（H22.3月末まで） |
