菩提道次第（ラムリム）
仏教全体の教理・実践をまとめた一大体系「ラムリム」を、本格的にじっくり学ぶコースです。
「ラムリム」の教えは、チベット仏教中興の祖師アティーシャを源流とし、ゲルク派宗祖ツォンカパ大師によって集大成されました。師事作法、有暇具足、無常、帰依、因果と止悪修善、出離、三学、発菩提心、六波羅蜜と四摂事、止観などが主なテーマとなり、これらによって顕密共通の仏教の要点を矛盾なく整理しています。それゆえ、密教の本格的な灌頂を受けるためには、あらかじめ「ラムリム」の教えを習得しておく必要があるのです。
本コースでは、ツォンカパ大師の『菩提道次第略論（ラムリム・チュンワ）』に準拠しつつ、「ラムリム」の指導に長年の経験を有する講師が、初心者にも分かりやすく丁寧に説明します。ゲシェー・ソナム師の担当で、好評開講中。この秋、有暇具足から学びます。まだテキストの冒頭部分なので、今期からの受講でも十分間に合います。チベット仏教を体系的に学修したい方へ、是非お奨めしたいコースです！
通信受講併用のため、遠方の方やお忙しい方でも受講できます。
講師の共著書『ラムリム伝授録 I・II (ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書１）をテキストに用います｡
| 担当 | ゲシェー・ソナム |
| 会場 | 東京センター 通信受講併用コース |
| 受講料 | 36,000円／6箇月 |
| 日時 | 金曜 午後6時30分~8時 10月23日開講 ６箇月コｰス (H28.3月末まで) |
