四百論−空と縁起の教え  

『四百論』は、ナーガルジュナの直弟子にあたるアールヤデーヴァ(聖提婆)の主著で、中観派の根本聖典の一つです。その中では、仏教に於ける四つの顛倒の心(常・楽・我・浄)、煩悩の断滅法、及び菩薩行の実践法について詳しく説明されており、さらに豊かな比喩とともに空と縁起の教えが説き明かされています。本コースでは、『四百論』をギェルツァプ・ジェの註釈に基づき、分かりやすく解説します。

この秋からは、第十二品以降、実体視の否定や、六根・六境の実体性の否定などがテーマとなります。通信受講併用のため、遠方の方やお忙しい方でも受講可能。

担当 クンチョック・シタル
会場 東京センター
通信受講併用コース
受講料 36,000円/6箇月
日時 木曜 午後6時30分~8時 10月22日開講 
6箇月コース(H28.3月末まで)