チャクラサンヴァラ究竟次第
「チャクラサンヴァラ」の大灌頂を受けた方を主な対象とし、究竟次第の行法を概観します。
宗祖ツォンカパ大師による『ルーイーパ流チャクラサンヴァラ究竟次第解説・悉地の穂』や、アク・シェーラプ・ギャツォ師の解説書などに準拠し、深遠な行法をできるだけ平易に説明します。
最高水準の密教である無上瑜伽タントラに父タントラと母タントラの区別がある中で、チャクラ サンヴァラは、母タントラを代表するものです。ツォンカパ大師は、秘密集会やヤマーンタカとともに、 チャクラサンヴァラを無上瑜伽三大本尊と位置づけ、非常に重視しています。チャクラサンヴァラの 行法は、倶生の大楽によって光明を得る−つまり、無上瑜伽タントラの手法を通じて空性を直感的に 理解する−過程に、独特の優れた面があるといいます。あらゆる仏法の頂点に位置づけられる秘密集会の実践体系に、こうしたチャクラサンヴァラの行法を補完することで、「一切衆生のために、仏陀の覚りを速やかに得る」という密教の目的が、より達成しやすくなるのです。。
* 本コースは、「チャクラサンヴァラの大灌頂」を受けた方のみ受法できます。
担当 | ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ |
会場 | 東京センター |
受講料 | 39,000円/6箇月 |
日時 | 土曜 午後5時〜6時30分 4月23日開講 6箇月コース(H23.9月末まで) |