パンチェン・ラマのラムリム
ツォンカパ大師の『ラムリム・チェンモ(菩提道次第広論)』の広大な教えを、パンチェン・ラマ四世 ロサン・チューキ・ギェルツェンが瞑想修行用にまとめた教誡。それが、『ラムリム・デラム(菩提道次第安楽道)』です。このテキストの特長は、密教色の濃い手法で「ラムリム」の内容を瞑想できる点だと いえるでしょう。それゆえ、「ラムリム」を顕密共通の道として修行するとき、その実践的な手引きとしてすぐに役にたちます。
本コースでは、この『ラムリム・デラム』の教えに精通した導師が、瞑想法を実地に指導します。『ラムリム・デラム』の解釈としては、パンチェン・ラマ五世ロサン・イェシェーによる『ラムリム・ニュルラム(菩提道次第速得道)』がよく知られているので、本コースでもそれに沿って平易に説明してゆきたいと思います。
「ラムリム」の瞑想法を習得したい方へ、特にお奨めです!
講師の共訳書『パンチェン・ラマのラムリム』(ポタラ・カレッジ叢書5)をテキストに用います。
担当 | ゲシェー・ソナム・ギャルツェン |
会場 | 東京センター |
受講料 | 36,000円/6箇月 |
日時 | 土曜 午後1時30分〜3時 4月24日開講 6箇月コース(H22.9月末まで) |