瞑想の実践理論−修習次第
本コースのテーマは、インドの論師カマラシーラ(蓮華戒)の『修習次第』です。カマラシーラは、仏教を本格的に受け入れて間もないチベットへ招かれ、「サムイェーの宗論」に於て中国禅の和尚を論破したことでよく知られています。『修習次第』は、そうした宗論を念頭に置いて説かれた瞑想修行の理論的な手引き書です。それゆえ、チベット仏教の初期段階に於て、思想潮流を決定づける重要な役割りを果たした論書だといえます。後世にツォンカパ大師も、この『修習次第』をたびたび引用しつつ、「ラムリム」をお説きになっています。
本コースのテーマは、インドの論師カマラシーラ(蓮華戒)の『修習次第』です。カマラシーラは、仏教を本格的に受け入れて間もないチベットへ招かれ、「サムイェーの宗論」に於て中国禅の和尚を論破したことでよく知られています。『修習次第』は、そうした宗論を念頭に置いて説かれた瞑想修行の理論的な手引き書です。それゆえ、チベット仏教の初期段階に於て、思想潮流を決定づける重要な役割りを果たした論書だといえます。後世にツォンカパ大師も、この『修習次第』をたびたび引用しつつ、「ラムリム」をお説きになっています。
この春新規開講! 止観の瞑想に関心のある方へ、特にお奨めです!!
参考図書は、『ダライ・ラマ 大乗の瞑想法』(春秋社)。授業では、プリントを用意します。
担当 | ガワン・ウースン・ゴンタ |
会場 | 第二会場 |
受講料 | 36,000円/6箇月 |
日時 | 木曜 午後6時30分〜8時 4月23日開講 6箇月コース(H21.9月末まで) |