チベットの般若心経−五道・十地の修道論

日本でも馴染み深い『般若心経』を教材にして、仏教を本格的に学ぶために必要な用語の意味を詳しく解説し、併せて中観哲学を学びながら空性と縁起、勝義諦と世俗諦、それらを認識する心などについて考察を加えます。

この秋からは、『般若心経』の行間に隠された意味として、五道と十地の修道論を学びます。これは、大乗仏教の修行の段階を、発菩提心、空性の推論理解の確立、空性の直感理解の確立、 煩悩の断滅、仏陀の境地の達成という側面から分析・整理してゆくもので、遠大な修行の道筋が手に取るように見えてきます。こうした点を深く学ぶことは、密教の修行を本格的に実践するためにも、必要不可欠な要素となります。

講師の共著書『チベットの般若心経』第4章を、テキストとして使用します。

担当 齋藤保高
会場 第2会場
受講料
  • A.御都合にあわせて参加できるクラス(随時参加・コース併用方式)
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      正会員・賛助会員:2,250円/1回 準会員・一般:2,750円/1回
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      受講費がお得です! 会員のみの取扱い。
      36,000円/6箇月(3科目以上受講割引制度の対象となります。)
日時 土曜 午後1時30分〜3時 10月25日開講 H21.3月末まで