僧院の教科書を学ぶ−論理学入門「タクリク」
チベット仏教の僧院教育で最初に学ぶ科目の一つが「タクリク」です。これは、仏教論理学の基本を学ぶもので、帰謬の投じ方や三相成就の論証式などを考察します。
こうした内容は、ディグナーガ(陳那)の『集量論』やダルマキールティ(法称)の『量評釈』などに基づいていますが、直接のテキストは、チベットの学僧によってまとめられた入門書です。僧院では、こうした論理学の入門書をベースにして、問答による教学研さんの手法を習得してゆきます。
本コースでは、実際に僧院教育で用いられるチベット語のテキストを講読しながら、論理学的な表現形式に慣れるとともに、タクリクの内容自体も学習できるようにします。
この秋新規開講! 「チベット語で仏教論理学を学びたい」という方にお奨めのコースです!!
* 本コースは、原則としてチベット語の基礎知識がある受講者(ポラタ・カレッジの語学コース1〜2年修了程度以上)を対象とします。
担当 | クンチョック・シタル |
会場 | 東京センター |
受講料 | 39,000円/6箇月 |
日時 | 日曜 午前11時〜12時30分 10月26日開講 6箇月コース(H21.3月末まで) |