設立記念大法要

 
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 98年11月3日、チベット仏教普及協会−ポタラ・カレッジの設立を記念する大法要が、約60名の参加者とともに厳修されました。

法要の様子

 ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ会長の挨拶より。

ソナム会長  「顧問の先生方や皆様の御協力のおかげで、この9月よりチベット仏教普及協会−ポタラ・カレッジ−を発足させることができ、大変感謝しております。
 このチベット仏教普及協会の目標は、チベットの仏教、哲学、文化やチベット語を学ぶための学問の場となることと同時に、供養の方法や五体投地、瞑想などといった宗教を実践する場としての役割も果たしていくことです。教理と実践の両方を学び、それを仏教徒として生活の中に生かしていくことを目指して活動していきたいと思います。
 また、このような活動を東京だけでなく、静岡や京都など日本全国で行なっていくつもりです。
 今後も、本会が、日本やチベットのため、世界のため、そして仏教的に言えば一切衆生のためになるような活動をしていけるよう、心からお祈りいたします。」

   参加して下さった顧問の先生方
顧問の先生方

 ソナム師とクンチョック師を導師に、参加者の皆さんとともにチベット式の読経をしました。この日は、お釈迦様を称賛する「ドゥーパ・タプケー・トゥクジェ」(善巧方便大悲略賛)と、チベット仏教では非常に重視されている世親、無著、龍樹など8人の学者を称賛する「カーニャムマ」(釈迦牟尼仏と八大論師に捧げる礼賛偈)、そして民間のチベット人から最も信仰されている観音様のお経(観自在菩薩成就法)の3つのお経をあげました。

 顧問の先生方、参加者の皆さん、ありがとうございました。
 
 
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