ガクリム・チェンモ−無上瑜伽二次第の解説

『ガクリム・チェンモ(真言道次第広論)』は、チベット仏教史上最も偉大な学僧・聖者として名高いツォンカパ大師が、インド伝来の正統密教の教理・実践体系を再構成したものです。

特に、最高水準の無上瑜伽タントラに関しては、曼荼羅、灌頂、生起次第、究竟次第などの内容を、広大かつ詳細に説き明かしています。それゆえ、チベット密教の全体系を習得するには、まずこの『ガクリム・チェンモ』を拠りどころとしなければなりません。

この10月からは、無上瑜伽タントラ生起次第の実践内容を詳しく考察したうえで、究竟次第の解説に入ります。新規開講ではありませんが、「無上瑜伽タントラの大灌頂を受けて実際に修行する中身を、徹底的に学びたい」と真剣に考えている方には、最大のお奨めコースです!

* 本コースは、正統な密教に基づく灌頂(許可灌頂を含む)を受けた方のみ受講できます。

『真言道次第広論−生起次第を説示した第十二品』本会オリジナル和訳を、テキストとして使用。

担当 クンチョック・シタル
会場 東京センター
受講料 36,000円/6箇月
日時 火曜 午後6時30分〜8時 10月24日開講 6箇月コース(H19.3月末まで)