夢について、仏教では、顕密の両面で強い関心を寄せています。夢は、喩えとして、観察の対象として、修行の手段として、様々な教えの中に説かれています。
特に無上瑜伽タントラの理論では、夢を見ているとき、普段働いている粗い心の陰に隠れた微細な心が思いがけず顔を出すといいます。それゆえ、起きているときには認識できないこの微細な心へ働きかけるため、夢を瞑想修行の手段に応用しようという発想が生まれてくるのです。
本講演では、主に密教の修行との関連から、夢について考察を深めてゆきます。また、日常生活の中で可能な実践として、望ましい眠り方についても言及する予定です。
- 講 師
- ゲシェー・ソナム・ギャルツェン
- 日 時
- 7月20日(木・祝)午前11時から午後5時まで
(途中、1時間の昼休みを設けます。)
- 参加費
- 正会員・賛助会員:4,500円、準会員:5,000円、一般:6,000円
当日受付にてお支払いください。
- 参加資格
- どなたでも御参加いただけます。
- 会 場
- チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
※会場への行き方
- 申込方法
- Eメールにて申し込むこともできます。また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
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