2011年7月の密教特別伝授
大阿闍梨トクデン・リンポチェ猊下による
チベット密教の灌頂・伝授(要予約)

 大本山デプン寺ロセルリン学堂僧院長トクデン・リンポチェ猊下による密教伝授を、 7月に実施することが本決まりとなりました。
日程は、下記のとおりです。
◎ 既に行なっている予約・受法申込は、そのまま有効です。万一上記日程で参加で きない場合は、必ず速やかに御連絡ください。
◎ これから新たに受法申し込みすることも可能です。
◎ 受法費用は、6月中に納付するようにお願いします。

 
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このたびチベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)では、チベット仏教ゲルク派大本山デプン寺ロセルリン学堂の現僧院長トクデン・リンポチェ猊下をお招きし、平成23年4月2日から18日にかけて、密教の灌頂などを授けていただくことになりました。

トクデン・リンポチェ猊下は、2003年から2008年まで、ゲルク派密教の最高学府ギュトゥー寺の副僧院長と僧院長を歴任し、チベット密教の教相と事相に深く精通した大阿闍梨です。

今回は、お釈迦様や十一面観音の灌頂、不動明王や摩利支天の許可灌頂、白ターラーの長寿灌頂、「ラムリム」や「縁起賛」の法話・講伝などを実施します。

信心と求法心の堅固な方は、「一切衆生のため、速やかに仏陀の覚りを得たい」という正しい動機を確立し、この本当に得難い機会を有意義に生かしてください。

2011年7月2日(土)午後2時〜6時 前行御法話「菩提道次第集義(ラムリム・ドゥートゥン)」
2011年7月3日(日)午後2時〜6時 十一面観音の大灌頂
2011年7月5日(火)午後6時〜9時 不動明王の許可灌頂
2011年7月12日(火) 午後6時〜9時 「縁起賛(テンデル・トゥーパ)」の講伝
2011年7月13日(水) 午後6時〜9時 お釈迦様(牟尼三三昧耶荘厳)の灌頂
2011年7月14日(木) 午後6時〜9時 摩利支天の許可灌頂
2011年7月18日(月) 午前9時〜10時半 白ターラーの長寿灌頂

■前行御法話「菩提道次第集義(ラムリム・ドゥートゥン)」

【どなたでも参加できます】

日時
2011年 7月2日(土)午後2時〜6時

受法費
正会員・賛助会員5,000円/準会員5,500円/一般6,500円

内容
密教の灌頂や伝授を受けて修行するためには、その基盤として顕密共通の道を修練しなければなりません。つまり、仏教一般と大乗仏教をよく学び、正しく理解し、そのうえで堅固な信心と殊勝な動機を確立することが必要不可欠です。そのため、一連の密教伝授の冒頭に、大阿闍梨御自身から「前行御法話」を授けていただくのが通例となっています。 前行法話の題材として最もふさわしいのは、「ラムリム(覚りへの道順)」に関する教えです。  今回の「前行御法話」では、宗祖ツォンカパ大師がお説きになった広・中・略の三つの「ラムリム」のうち、一番簡潔な『菩提道次第集義(ラムリム・ドゥートゥン)』をテーマに、顕密共通の道の教えを授けていただくことになりました。土曜日で長めの時間を確保できるため、本格的な「ラムリム」の御法話になると思われます。この貴重な機会に、是非聴聞の御縁を結んでください。
※ 翌日以降の灌頂を受法する方は、なるべくこの御法話を聴聞してください。また、灌頂等を受けない方でも、御法話だけ参加することができます。
 

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

■十一面観音の大灌頂

【比較的一般向の内容です】

日時
2011年7月3日(日)午後2時〜6時

受法費
会員・賛助会員10,000円/準会員11,000円/一般13,000円

内容
観自在(観音)は、諸仏の慈悲を体現する本尊であり、チベット仏教圏で絶大な信仰を集めています。その中でも十一面観音は、衆生の様々な在り方に応じて多面的に展開する仏の慈悲を示したお姿として、よく拝まれています。
今回の灌頂は、所作タントラ蓮華部に基づく、完全な大灌頂として授けていただきます。この灌頂を受けておくと、以後所作タントラの様々な許可灌頂を受けることにより、それぞれの本尊ヨーガを実修できるようになります。そのため、初めてチベット密教の灌頂を受ける方にも、お奨めの内容です。なお、4月下旬からポタラ・カレッジ定期講習では、 「十一面観音成就法」のコースが開講されます(毎週木曜よる)。
 
※ 御注意 所作タントラの灌頂なので、当日朝から灌頂終了時まで、肉・魚介類・卵・ニンニク・葱などは口にしないでください(乳製品は可)。

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

■不動明王の許可灌頂

【比較的一般向の内容です】

日時
2011年7月5日(火)午後6時〜9時

受法費
正会員・賛助会員8,000円/準会員9,000円/一般11,000円

内容
日本の密教でも馴染み深い不動明王と縁を結ぶ、所作タントラに基づく許可灌頂です。不動明王は、チベット密教の伝統でも、「カダム宝冊子」四尊の一つ、或は「グヒヤ サマージャ」などの十忿怒明王の一つに数えられるなど、大切な役割りを果たしています。
この許可灌頂を受けると、不動明王を瞑想する「八座のロジョン」なども、本尊ヨーガとして実修できます。なお、4月下旬からポタラ・カレッジ定期講習では、「不動明王成就法」のコースが開講されます(毎週火曜よる)。
 
※ 御注意 所作タントラの灌頂なので、当日朝から灌頂終了時まで、肉・魚介類・卵・ニンニク・葱などは口にしないでください(乳製品は可)。

 

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

■「縁起賛(テンデル・トゥーパ)」の講伝

【一般向の内容です】

日時
2011年7月12日(火)午後6時〜9時

受法費
正会員・賛助会員4,000円/準会員4,500円/一般5,500円

内容
「縁起賛」は、宗祖ツォンカパ大師によるお釈迦様の礼賛偈です。「縁起の法を説示なさった」という面を中心に、お釈迦様の功徳を称える内容で、仏教と縁起思想の素晴らしさを改めて認識させられます。
 ダライ・ラマ法王猊下も、御法話の題材として、この教えをよくお選びになっています。密教の修行は、教主お釈迦様への深い信心と、縁起や空の正しい理解に立脚して実践するべきです。
 そうした意味からも、一連の密教伝授の途中で、大阿闍梨御自身から「縁起賛」の講伝を受けるのは、とても素晴らしい御縁になると思います。
 
 
※ 灌頂等を受けない方でも、この講伝だけ参加することができます。

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

■釈迦牟尼仏三三昧耶荘厳の灌頂

【比較的一般向の内容です】

日時
2011年7月13日(水)午後6時〜9時

受法費
正会員・賛助会員8,000円/準会員9,000円/一般11,000円

内容
仏教の教主であるお釈迦様の灌頂です。世尊釈迦牟尼仏が、色界の浄居天で説いた教えとされています。今回は、所作タントラ如来部に基づく、完全な灌頂として授けていただく予定です。これは、所作タントラの最も代表的な灌頂です。
これを受けておくと、以後所作タントラの様々な許可灌頂を受けることにより、それぞれの本尊瑜伽を実修できるようになります。そのため、初めてチベット密教の灌頂を受ける方にも、お奨めの内容です。
 
 
※ 御注意 所作タントラの灌頂なので、当日朝から灌頂終了時まで、肉・魚介類・卵・ニンニク・葱などは口にしないでください(乳製品は可)。

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

■摩利支天の許可灌頂

【比較的一般向の内容です】

日時
2011年7月14日(木)午後6時〜9時

受法費
正会員・賛助会員8,000円/準会員9,000円/一般11,000円

内容
所作タントラに基づく摩利支天の許可灌頂です。災厄消除に霊験あらたかだといいます。
ただ、現世利益を祈る場合、それを仏道修行成就の願いに結びつけることが肝要です。
そうしたまじめな信心さえあれば、予備知識や経験の有無を問わず、この許可灌頂はどなたでも受法できます。  
 
※ 御注意 所作タントラの許可灌頂なので、当日朝から灌頂終了時まで、肉・魚介類・卵・ニンニク・葱などは口にしないでください(乳製品は可)。

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

■白ターラーの長寿灌頂

【一般向の内容です】

日時
2011年7月18日(月)午前9時〜10時30分

受法費
正会員・賛助会員8,000円/準会員9,000円/一般11,000円

内容
長寿の本尊である白ターラーと仏縁を結び、幸せで有意義な人生を実現するための法儀です。私たちが人間として生まれ、仏陀の教えと出会い、中でも稀有な密教を受法して修行することができるというのは、極めて得難い貴重な機会です。
そのように大切なこの一生を、悔いの残る形で終わらせてしまわないためにも、できるだけ長寿を祈り、これ  からの人生を有意義に過ごすことが肝要です。
チベット密教の秘法で長寿の条件を揃えるという、この素晴らしい法儀に、多くの皆様が御参加いただければ幸いです。
なおこの長寿灌頂は、今回の一連の灌頂の中で最も一般向のものであり、まじめな信心さえあれば、予備知識や経験の有無を問わずどなたでも受法できます。

会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター

[ 大阿闍梨トクデン・リンポチェ猊下の略歴 ]
1944年、チベット東部のカム地方に生まれる。幼少時に転生活仏として認定 され、仏教の基礎を学修。1952年、聖都ラサへ赴き、ゲルク派大本山デプン寺ロセルリン  学堂に入門。先代リン・リンポチェ猊下(ダライ・ラマ法王の師僧)やデンマ・ロチュー・リンポチェ大師(ポタラ・カレッジ宗教・学術顧問)など、優れたラマたちから顕密の教えを受ける。1959年、ダライラマ法王の後を追ってインドへ亡命。南インドに再建されたデプン寺ロセルリン学堂などで学修を継続し、1981年にゲシェー位を取得。ダライ・ラマ法王の意向を受け、ラダックやスピティなど、インド北部のヒマラヤ地方で教化活動に従事。北インドのダラムサラ山麓に再建された密教の最高学府ギュトゥー寺で、2003年から副僧院長と僧院長を歴任。2008年、デプン寺ロセルリン学堂の僧院長として晋山し、今日に至る。

[ 灌頂について ]
灌頂とは、密教の秘密を説き明かし、修行へ入る許可を与えることです。実際には儀式の形をとって行なわれますが、その本当の意味は、教理と実践法の伝授にほかなりません。密教の修行の特長は、本尊瑜伽、つまり修行者自身が本尊と一体化する瞑想法です。現実には普通の人間である私たちが、本尊瑜伽を実践するためには、 正しい教えの流れを受け継いだ阿闍梨(ラマ)から灌頂を受け、仏縁を結ばなければなりません。こうして授かる 祝福を「加持」といい、それを伴ってこそ本尊瑜伽を成就する道が開けるのです。もちろん、灌頂を受けて本尊 瑜伽の修行を始めたからといって、実際にすぐ本尊の境地を得られるわけではありません。しかし、修行の結果を 先取りして瞑想を繰り返す密教の実践を通じて、本来ならば何千回、何万回と生まれ代わりを繰り返して修行を続けた果てに得られる仏陀の覚りを、より早く実現することができるのです。 チベット密教では、同一内容の灌頂を何度も受法することは、その教えをさらに深く体得し、本尊との縁を強めるために大変有効だとされています。事実そのようにすれば、灌頂法儀の中で阿闍梨の指示に従って観想を展開するとき、瞑想体験が確実に深まったと実感できます。また、菩薩戒や三昧耶戒の破戒を懴悔して灌頂を受け直せば、これまでの罪過を浄化できるといいます。「六座グルヨーガ」などの誓約に関する過失も浄化できます。ですから、過去に同じ本尊の灌頂を受けたことのある方も、今回改めて受法なさることを是非お勧めします。

[ 灌頂受法の注意事項 ]
  1. 灌頂は、チベット密教の中でも最も重要かつ神聖な宗教儀式です。その点を御配慮のうえ、まじめな信心と 正しい動機に基づいて受法してください。阿闍梨に対しては敬意をもって接するよう、常に心がけてください。
  2. 事前のお申し込みなしでの御参加は、堅くお断り致します。必ず予約が必要です。
  3. 遅刻しないよう、気をつけてください。特に、灌頂での遅刻が習慣化している方は、是非改めてください。
  4. 御自分がお座りになるための座具(小さめの座布団など)を御持参ください。大きな座布団は、広さに限り ある会場で大きなスペースを占有し、他の方々の迷惑となるので御遠慮ください。
  5. 座りやすい楽な服装でおいでください。大きな荷物は、受付にお預け願います。
  6. 会場内でのビデオ撮影は、御遠慮ください。また灌頂法儀中は、写真撮影と録音も控えてください。法話、講伝、成就法伝授は、自分自身のための録音のみ可能です。

 
 
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