ダルマキールティ(法称)の『量評釈』第二章「量成就品」をもとに、輪廻転生と解脱の論証方法を学びます。私たち衆生が輪廻転生を繰り返す在り方、
その原因である煩悩を断って解脱する仕組み、さらに一切智たる仏陀の境地を得る可能性について、仏教論理学・認識論の手法を通じて確信を深める
ことは、仏教の実践に極めて有益です。なぜなら、仏道修行の積み重ねによって輪廻の束縛を克服し、解脱や一切智を得られることが納得できなければ、
どんなに素晴らしい教えも自信を持って実践できないからです。
本集中講座では、仏教論理学の指導に長年の経験を有する講師が、高度な内容を可能な限り平易に解説します。8月の夏季集中講座に続く内容
ですが、今回初めて受講しても理解できるように配慮します。物質と心が別々の因果関係の流れを形成していること、慈悲の心や空性了解の
智慧が無限に発展向上し得ることなど、一切智の因を論理的に追求してきた流れを踏まえ、釈尊が実際に一切智の境地へ至った道筋を、
四諦の枠組みに沿って探求します。「量成就品」の解説は、今回で終了する予定です。
平成21年10月10日(土)〜12日(月・祝)
3日とも午前11時〜午後5時(途中、1時間の昼休みを設けます。)
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クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師) |
正会員・賛助会員14,000円/準会員15,500円/一般18,500円 (3日間) |
どなたでも御参加いただけます(要予約) |
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
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Eメールにて申し込むこともできます。
また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
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