ポタラ・カレッジ東京センター 2008 夏の特別行事
チベットの真の平和と仏法護持のために

 
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御存じのように、仏教の聖地であるチベット本土が、大変不幸な事態に見舞われています。これは、今に始まったことではなく、1950年代から半世紀以上に渡って続いてきた「チベット問題」の、一つの重大な局面として顕在化したものです。

ポタラ・カレッジは、あくまで仏教・文化のための団体ですので、特定な政治的立場を掲げて活動することはありません。ただ、チベット本土の真の平和を祈り、尊い仏教の教えを守ってゆく必要性を訴えることは、「チベット仏教の団体」として当然のことと考えております。そこで、この夏の特別行事として、「チベット問題」への理解を深めるための勉強会を企画しました。

会場の収容人員に限りがあるので、必ず予約なさったうえで御参加ください。

第1部:特別講演「チベットを取り巻くアジアの近現代史」

「チベット問題」の背景となる歴史を客観的に学ぶため、専門の研究者をお迎えし、仏教国チベットを中心に辿るアジアの近現代史を分かりやすく説明していただきます。様々な立場の見解が報道され、一見錯綜して見える「チベット問題」を、その発生の淵源に戻ってひも解きます。(講師:田崎國彦)

講師略歴:東洋大学大学院文学研究科博士後期課程(仏教学専攻)単位取得満期退学。同大学院社会学研究科博士前期課程(社会学専攻)修了。現在、明海大学、武蔵野大学等にて非常勤講師。コミュニケーション論、異文化コミュニケーション論などの講座を担当。東洋大学東洋学研究所客員研究員。共訳書に『ダライ・ラマ他者と共に生きる』、グレン・H・ムリン『14人のダライ・ラマ 上・下』(いずれも春秋社)がある。

第2部:仏教講話「法難に対処する菩薩の心構え」

チベット本土で仏教の存続が危ぶまれる状況の中、慈悲と智慧の教えを学び実践する大乗仏教徒として、この難局にどう対処すべきかを考えます。(講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ)

講師略歴:1955年チベット本土ティンリ村生まれ。インド亡命後に僧侶となり、'73年よりダラムサラ仏教論理大学にて伝統的な学修を積む。'83年に来日。'92年、大正大学大学院文学研究科博士後期課程(仏教学専攻)単位取得満期退学。現在、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)会長・主任講師。

日時 2008年7月21日(月・祝)
午後1時30分〜午後5時(途中、15分程度の休憩を設けます。)
講師 田崎國彦
ゲシェー・ソナム・ギャルツェン(本会会長・主任講師)
参加費 2,000円
参加資格 どなたでも御参加いただけます(要予約)
会場 チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>第2会場
(千代田区神田須田町1−2−3 山房ビル2階)
JR神田駅より歩5分、秋葉原駅(電気街口)より歩7分、御茶ノ水駅(聖橋口)より歩10分。
東京メトロ丸の内線淡路町駅・都営地下鉄新宿線小川町駅A2出口すぐ。
靖国通り淡路町交差点南東側、FedEx Kinko's(キンコーズ)横の路地入って右側。
申込方法 Eメールにて申し込むこともできます。
また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
参加御希望の方はこちら

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