あらゆる仏道修行の基盤となる三宝への帰依、そして大乗の菩薩行の動機として必要不可欠な菩提心・・・。この両者について様々な角度から学び、よく考えて十分に確信し、そのうえで瞑想や日常生活で実践体験を積んでゆくことは、チベット仏教の伝統でも日本仏教の伝統でも非常に大切な要素です。
この集中講習では、こうした帰依と菩提心について平易に解説し、大乗仏教徒としての基本を身につけられるようにします。
ポタラ・カレッジで密教の本格的な灌頂を受けるときは、最低限でも、帰依や菩提心について自分自身がよく知って納得し、それを実践してゆこうという堅固な意思を持っていることが求められます。ですから、密教の伝授を受けたいと希望しつつ、その基本となるこうした教えに接する機会の少ない方にとって、今回は大変よいチャンスだと思います。
「帰依」については、本当の帰依処と仮の帰依処、三宝に帰依したうえで守るべき肯定・否定両面の教誡などを中心に説明します。「菩提心」に関しては、『現観荘厳論』で説かれている二十二の発心などにも触れる予定です。
2008年4月12日(土)〜13日(日)
午前11時〜午後5時 (途中、1時間の昼休みを設けます。)
|
ガワン・ウースン(本会講師) |
正会員・賛助会員10,000円/準会員11,000円/一般13,000円(2日間) |
どなたでも御参加いただけます(要予約) |
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
会場への行き方はこちら
|
Eメールにて申し込むこともできます。
また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
参加御希望の方はこちら |
|