ダルマキールティ(法称)の『量評釈』第二章「量成就品」をもとに、輪廻転生と解脱の論証方法を学びます。私たち衆生が輪廻転生を繰り返す在り方、その原因である煩悩を断って解脱する仕組み、さらに一切智たる仏陀の境地を得る可能性について、仏教論理学・認識論の手法を通じて確信を深めることは、仏教の実践に極めて有益です。なぜなら、仏道修行の積み重ねによって輪廻の束縛を克服し、解脱や一切智を得られることが納得できなければ、どんなに素晴らしい教えも自信を持って実践できないからです。
本集中講座では、仏教論理学の指導に長年の経験を有する講師が、高度な内容を可能な限り平易に解説します。昨年8月に実施した夏季集中講座の続きの内容ですが、今回初めて受講してもよく理解できるように配慮します。
「物質と心が別々の因果関係の流れを形成している」という前回の論議をふまえ、四諦の枠組みに沿って解脱へ至る道筋、さらに慈悲と智慧を無限に向上させて仏陀の境地へ至る可能性を、論理的に探求してみましょう。
2008年4月5日(土)〜6日(日)
午前11時〜午後5時 (途中、1時間の昼休みを設けます。)
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クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師) |
正会員・賛助会員10,000円/準会員11,000円/一般13,000円(2日間) |
どなたでも御参加いただけます(要予約) |
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
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Eメールにて申し込むこともできます。
また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
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