対象に心を一点集中する「止」と、対象を観察・分析する「観」という、二種類の瞑想について、その理論や実践方法を解説します。
「止」の瞑想では、対象を正しく把握する「憶念」という心の働きが重要であり、また「正知」という心の働きで精神集中の状態をチェックします。もし、散乱や沈み込みが生じたときは、速やかに適切な是正措置を講じる必要があります。
「観」の瞑想では、ある程度集中状態を保ちつつ、対象を観察してその内容を分析します。そして最終的には、止と観の両者を分かち難く結びつけてゆきます。究極の真理である「空性」に関して止観不離の瞑想を重ねることは、菩薩の智慧の修行「般若波羅蜜」の中心課題です。
本講演では、カマラシーラの『修習次第』やツォンカパの『ラムリム』
などに基づいて、できるだけ平易な説明を心がけます。
2007年4月7日(土)〜8日(日)
午前11時〜午後5時 (途中、1時間の昼休みを設けます。)
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クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師) |
正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円(2日間) |
どなたでも御参加いただけます(要予約) |
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
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また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
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