修習次第−止観の瞑想理論

チベット仏教の枠組みを概観し、その基本を正しく習得するためのクラスです。今回は、大乗思想に基づいて、瞑想の理論を学ぶことが主なテーマとなります。

インドの大論師カマラシーラ(蓮華戒)の『修習次第』を教材とし、大乗仏教の瞑想の段階を理論的に考察します。『修習次第』は、チベット仏教の初期段階で思想潮流を方向づけた重要な論書で、「ラムリム」にもたびたび引用されています。このクラスでは、講師自身の監訳書を用い、高度な内容をできるだ平易に説明します。

この秋からは、観の具体的な中身を本格的に学んでゆきます。

テキストとして、『ダライ・ラマ 大乗の瞑想法』を使用します。

担当 クンチョック・シタル
会場 京都教室
受講料 3,000円/1回
仏教クラスの受講費の割引き:1〜4と6〜9のクラスのうち、2科目以上を3回分前納した 場合、1科目3回分は6,000円となります。 (例:1と6と9を各3回分前納し、8を1回分納付すれば、合計21,000です。1回単位で受講し、結果として3回出席しても、割引にはなりません。)
日時 隔月第3日曜 午前11時〜午後1時 11月19日/19年1月21日/3月18日実施予定