●真言道次第論 
     − ガクリム・チェンモ


担当
クンチョック・シタル
会場
東京センター

受講料

B.継続して本格的に学べるコース(コース方式)
 ※原則として会員のみ受講できます。
  なるべくお早めに受講申込書を提出してください。
  未入会の方は、併せて入会手続きもお願いします。
36,000円/6ヶ月
日時
火曜 午後6時30分〜8時
10月21日開講 6ヶ月コース 2004年3月末まで


  『真言道次第論』(ガクリム・チェンモ)は、チベット仏教史上最も偉大な学僧・聖者として名高いツォンカパ大師が、インド伝来の正統密教の教理・実践体系を再構成したものです。

 その中では、 密教の位置づけと特色、密教経典の分類などに言及してから、所作・行・瑜伽・無上瑜伽の四部タントラ を順に解説しています。特に、最高水準の無上瑜伽タントラに関しては、曼荼羅、灌頂、生起次第、究竟次第などの内容を、広大かつ詳細に説き明かしています。

 それゆえ、チベット密教の全体系を習得するには、まずこの『真言道次第論』を拠りどころとしなければなりません。

 本コースでは、『真言道次第論』の要点−特に実践に直接役だつ部分−を平易に説明してゆきます。

 この10月からは、いよいよ無上瑜伽タントラの解説に入る予定です。まずラマと弟子の関係、 親近行などを考察してから、地儀軌や曼荼羅の作壇に言及し、灌頂について詳しく検証します。そして、 来年4月以降も、なるべく同じ時間帯に『真言道次第論』のコースを開講し、無上瑜伽タントラについて徹底的に究明したいと思います。

*本コースは、正統な密教に基づく灌頂(許可灌頂を含む)を受けた方のみ受講できます。