ナムギェル寺僧院長 チャト・リンポチェ師による
金剛界法の伝授

 
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  チベット仏教では、密教経典を所作・行・瑜伽・無上瑜伽の「四部タントラ」に分けて整理します。その中で、三番めの「瑜伽タントラ」の代表的な聖典と位置づけられるのが、『金剛頂経』です。最も高度な無上瑜伽タントラの行法を支える実践理論も、この『金剛頂経』によって基礎が形成されています。

 それゆえチベットでは、『金剛頂経』について、教相面での研究が盛んに行なわれてきました。しかし現在のチベット仏教界では、『金剛頂経』に基づく修法などが実際に行なわれる機会は、極めて稀なことです。

 阿闍梨チャト・リンポチェ師は、若くして法王直属のナムギェル寺僧院長という要職につかれた優秀なラマであり、特に下タントラ(所作タントラから瑜伽タントラまで)の行法に関しては、今日のチベット仏教界随一の専門家として有名です。実際、ダライ・ラマ法王が下タントラの灌頂や伝授をなさる際、チャト・リンポチェ師が印契の阿闍梨として補佐されるケースもよくあります。

 今回ポタラ・カレッジでは、チャト・リンポチェ師がモンゴル御訪問の途中で来日される機会に、東京センターで『金剛頂経』に基づく行法の伝授を行なっていただくことになりました。そのとき授けていただく儀軌は、「瑜伽タントラの上首・金剛界の必携簡略・甘露滴の鬘」といい、チベット密教に伝わる「金剛界法」をチャト・リンポチェ師御自身が整理なさったものです。

 私たちが無上瑜伽タントラを中心にチベット密教を実践する場合、こうした瑜伽タントラの修行を徹底的に行なう余裕はないかもしれません。しかし、ツォンカパ大師が四部タントラの全てを一大体系にまとめて『真言道次第論(カ?クリム)』をお説きになった精神を顧みるならば、四部タントラの伝授をできるだけ受けておくことは、チベット密教の修行者として大切ではないかと思います。

◎ 今回の「ナムギェル寺僧院長チャト・リンポチェ師による金剛界法の伝授」(7月21日実施)は、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)の御協力のもと、チベット仏教普及協会 (ポタラ・カレッジ)が主催するものです。

日時
2003年7月21日(月・祝)
午前10時30分〜午後6時(途中午後0時30分から2時まで昼休み)


上師
チャト・リンポチェ師(ナムギェル寺僧院長)


受法費
10,000円(正会員・賛助会員)/12,000円(準会員)/15,000円(一般)


受法資格
今回の伝授は灌頂ではありません。 既に必要な灌頂を受けている方のみ受法できます。 条件に該当する灌頂は、次のいずれかです。
1.チャンパ・リンポチェ師による「大日現等覚」の大灌頂。
2.正統なチベット密教に基づく瑜伽タントラ、或は無上瑜伽タントラの大灌頂(許可灌頂は除く)。
ポタラ・カレッジで「ヤマーンタカ」や「秘密集会」等の大灌頂を受けている方は、これに該当します。
3.または、これらに相当する真言宗・天台宗の灌頂(結縁灌頂は除く)。


会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
※会場への行き方


申込
下記の説明をよくお読みのうえ、それに従ってお手続きください。必ず予約が必要です。当日の急な御参加は、堅くお断り致します。

[ナムギェル寺僧院長チャト・リンポチェ師の略歴]

 1954年、チベット本土に生まれる。3才のとき、チャトbya doリンポチェの転生霊童として認定される。インドへ亡命後、セラ寺で学修し、ゲシェー・ララムパ位を取得。ギュトゥー寺で密教の学修を積み、'97年にナムギェル寺僧院長として補任される。顕密両教に精通した碩学で、特に下タントラの事相に関しては、現代チベット仏教界随一の専門家として有名。ナムギェル寺は、ダライ・ラマ法王直属の僧院として、かつてはラサのポタラ宮内に置かれ、今日ではダラムサラの法王仮宮殿に隣接して設置されている。その僧院長は、本会宗教・学術顧問のキャプジェ・ロチュー・リンポチェ大師もお務めになった要職である。

[ 密教伝授受法の注意事項 ]

1.まじめな信心と正しい動機に基づいて受法してください。阿闍梨に対しては敬意をもって接するよう、常に心がけてください。
2. 事前のお申し込みなしでの御参加は、堅くお断り致します。必ず予約が必要です。
3.遅刻しないよう、気をつけてください。
4.御自分がお座りになるための座具(小さめの座布団など)を御持参ください。大きな座布団は、広さに限りある会場で大きなスペースを占有し、他の方々の迷惑となるので御遠慮ください。
5.座りやすい楽な服装でおいでください。大きな荷物は、受付にお預け願います。
6.会場内でのビデオ撮影は、御遠慮ください。伝授実施中は、写真撮影も控えてください。

[申込方法]

受法を御希望の方は、A、Bいずれかの方法でお申し込みください。

A.ポタラ・カレッジ東京センターの窓口
「受法申込書」を印刷、御記入のうえ、所定の受法費を添えてお申し込みください。毎日午前11時から午後7時まで受け付けます(月曜は休み)。

B.電話による仮予約と振込
1.まずポタラ・カレッジ東京センター(TEL.03-3251-4090)へ、電話でお申し込みください。毎日午前11時から午後7時まで受け付けます(月曜は休み)。その際、貴方の御氏名、電話番号、会員種別をはっきりお伝えください。当方で予約状況を調べ、空きがあればその段階で仮予約となります。
2.電話による仮予約の後、所定の受法費を御送金ください。仮予約の翌日から起算して5日以内(伝授の前日まで4日に満たないときは、伝授の前日まで)に入金を確認できない場合、仮予約は無効となります。入金確認の通知は特に差し上げませんので、金融機関の領収書等を保存しておいてください。

「受法申込書」は、お早めに東京センターへ郵送・ファクス等で御提出願います。

送金先
受付は終了しました。

御注意
1.仮予約は、必ず電話でお願いします。ファクス、郵便、Eメールでは、予約状況を即答できません。
2.必ず仮予約してから御送金ください。既に満員となっている場合もあり得ます。
3.御送金は、銀行振込(電信扱)を御利用ください。それが困難な場合は、現金書留でお願いします。
4.ATMを御利用の場合、貴方の御氏名を入力すべき箇所で「ポタラ・カレッジ」の名称を誤まって入力なさる方が相当数おられます。御送金者の判別ができませんので、十分御注意ください。
5.一旦納付された受法費は、御本人の都合で参加できなくなっても返却致しません。

上記A、Bいずれの方法とも、7月7日まではポタラ・カレッジの会員に限って受け付けます。
会員以外の方は、7月8日から受け付けを行ないます。
満員になった段階で、受け付けを締め切らせていただきます。

★ 会費が未納となっている場合は、会員としての取扱いができませんので、至急納付してください。

 
 
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