12月16日(月)の広島教室は、ゲシェー・ソナム師がダライ・ラマ法王の伝授を受けるために
インドへ行くことになったので、代わりに斉藤が担当させていただきます。それに伴い、
当日の講義のテーマを本来の内容とある程度関連を持たせながら、次のように設定したいと思います。
皆様のご参加を、心よりお待ちいたしております。会場は真光寺、費用は通常の広島教室
定期講習会と同じ取り扱いです。
- 1.チベット仏教の特色
2002年12月16日(月)午後1時30分〜午後2時50分
チベット仏教と日本の伝統仏教は、ともにお釈迦様の教えに基づいた真正な仏教です。
しかし、この両者を比較してみると、それぞれに豊かな特色のあることがわかります。
本講義では、こうした点を概観しつつ、チベット仏教を現代日本で実践する意味を探って見ましょう。
特に、「僧院でどんな修行が行われているか」「在家信者の実践にはどんなものがあるか」を
具体的に紹介し、そこから私たちが何を学び取れるか考えてみたいと思います。
2.密教とは何か?
2002年12月16日(月)午後3時〜4時20分
チベット仏教の最大の特色である「密教」について、その意味と位置づけ、顕教との関連、
インド仏教からの歴史的な展開、本尊と曼荼羅、修行法の特徴などを概観します。
特に、中国や日本へはほとんど伝わっていない無上瑜伽タントラについて、できるだけ
平易に紹介したいと思います。そのうえで、私たちが実際にこうした密教の修行へ入る
ため、何が必要なのかを考えてみましょう。
参考資料:クンチョック、ソナム、斎藤『実践チベット仏教入門』(春秋社)第5章
※ お茶と質疑応答
2002年12月16日(月)4時20分〜4時45分
お問い合わせは、チベット仏教普及協会<ポタラカレッジ>
東京センター斎藤保高
tel/fax 03-3251-4090
休館日・時間外は、tel/fax 03-5930-4060
応時山 真光寺 tel 090-6840-787(青原)
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