2002年年末集中講義1
ナーガールジュナの仏教入門
− 勧誡王頌の解説

 
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 ナーガールジュナ(龍樹)は、インド大乗仏教の思想哲学を確立した偉大な学僧であり、 日本では「八宗の祖師」と仰がれています。チベット仏教の伝統でも、八大論師の筆頭として、 中観派の開祖として、『秘密集会』聖者流の大成就者として、あらゆる祖師の中でも 別格に尊重されています。

 釈尊は、後の世にナーガールジュナが出現することを見通し、仏陀の真意を分かりやすく 解き明かすであろうと予言しています。それゆえ、チベットでは、ナーガールジュナを 賞賛して「仏教第二の教主」と呼ぶこともあるほどです。『般若経』を人間界へもたらしたのも、 その心髄である空性の見解を文殊菩薩から授かって人間界へ伝えたのも、全てナーガールジュナ の働きによるものです。

 今回の集中講演では、そのナーガールジュナが説いた数々の教えのうち、最も平易な 『勧誡王頌』(友人への手紙)に基づいて、仏教の基本を分かりやすく説明したいと 思います。仏教の教理・実践体系を初歩から学びたいという方、偉大なナーガールジュナの 教えに親しみたいという方へ、特にお勧めの内容です。

日時
2002年12月22日(日)〜23日(月・祝)
両日とも午前11時〜午後5時(途中1時間昼休みを設けます)


講師
クンチョック・シタル師


費用
9,000円(正会員・賛助会員)/10,000円(準会員)/12,000円(一般)


参加資格
どなたでも御参加いただけます。(要予約)


会場
チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
※会場への行き方

申込方法
Eメールにて申し込むこともできます。また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
参加御希望の方はこちらへ

 
 
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