チベット仏教サキャ派の学僧ギェルセー・トクメー・サンポが説いた『三十七菩薩行』は、大乗仏教思想に基づく菩薩の広大な実践を、凝縮して三十七偈にまとめたものです。
その眼目は、いかなる苦境に会っても、そのこと自体を修行の道に転じ、利他の心を育んでゆこうという教えです。こうした姿勢は、カダム派に伝わる「ロジョン」の流れにも通じるものがあります。
それゆえ、多くのチベット仏教徒が−宗派や僧俗を越え−この『三十七菩薩行』を学び、読誦し、瞑想し、実生活の秘訣として応用しようと努めてきたのです。
私たちも、『三十七菩薩行』を通じて、広大な実践と甚深な見解をまとめて学ぶことが可能だし、それを日常の次元に応用すれば、難しい人間関係の悩みなどを解消できるでしょう。
今回の2日間の集中講義では、『三十七菩薩行』を平易に解説し、簡単な瞑想を交えつつ、特に実践面での意義を追及します。
- 日時
- 2002年8月18日(日)〜19日(月)
両日とも午前11時〜午後5時(途中1時間昼休みを設けます)
導師
- クンチョック・シタル師
費用
- 9,000円(正会員・賛助会員)/10,000円(準会員)/12,000円(一般) (2日間)
参加資格
- どなたでも御参加いただけます。(要予約)
会場
- チベット仏教普及協会<ポタラ・カレッジ>東京センター
※会場への行き方
- 申込方法
- Eメールにて申し込むこともできます。また、郵送、ファックス、電話でも結構です。
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